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「CASする」「CASる」という言葉が流行っているから調べた。

この三連休、たまにスマホでTwitterやvineなどを眺めていると、「CASする」という言葉がかなり頻繁に飛び交っているのを目にした。

主に10代〜20代前半の子たちがこの「CASする」「CASる」という言葉を使っている。

「キャスする」「キャスる」と読むみたいだ。

言葉の意味は・・・。
どうやら、「ツイキャスをする。」と言うことらしい。

「ツイキャス」とは、Ustreamやニコ生のように動画の生配信ができるサービスなのだが、メッセージングサービスがTwitterと連携していてTwitterととても親和性が高い。
さらに、iPhoneやAndoridのスマホにアプリをインストールするだけで、スマホでお手軽に動画配信ができる。
PCもその他の機材も一切不要。

ツイキャスのサイトを見ると、まるで一昔前のようなWEBデザインセンスで、一瞬大丈夫か?と思ったりもするが、とんでもない。
去年(2013年)の時点で400万ユーザーが利用する人気サービスになっている。
(しかも、ユーザーの大半が日本人。)

特に、この配信の手軽さが若者に受けて10代20代前半で大流行り。
敢えて、カテゴライズするとするなら
Ustreamは30代以上がボリューム層?もしくはビジネス向け?
ニコ生は、20代中盤〜後半くらいがボリューム層?
ツイキャスは、10代〜20代前半。
って感じかな。

さっき、普通の高校生男子が、「今からCASするねー!」とTwitterでツイートしていたので、何気なく閲覧したら、すぐに閲覧数1000人を超えていた。
すごい・・・。
えらく盛り上がっているようだ。

我々の知らない所で、新しい文化が常に芽吹いている。

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Vineという名のモンスターアプリが世界を席巻。愛すべきバカたち。

Twitter連携アプリで人気のvine。

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特にティーンエイジャーや20代の若者に大人気。

米国では、vineが大流行しているおかげでTwitterが息を吹き返したようにも見えるくらいモンスター化している。

アプリ紹介サイトじゃないから、Vineを詳しく説明しないけど。
ごく簡単に言っちゃうと・・・。

「6秒動画投稿アプリ」

いかに、たった6秒の中で笑いを取るか。
いや、6秒で人を感動させるか。
いや、6秒で泣かせるか。

日本の俳句や短歌のように、「制限の中」ってのは、逆に面白いものが完成するんだな〜と感心させられる。

日本でも、ジワジワ流行ってきてるね。
私も、最近空き時間にvineを見て、よく笑わせてもらってる。
やはり、どっちかっていうと「ネタ」に走る人が多い。
もう、体張って真冬の海に飛び込んだり、「愛すべきバカたち」の巣窟だ。

日本でもメインユーザー層は、高校生や大学生っぽい。
アホな事をやらかすにはもっとも適した層だもんね(笑)

しかし、なによりも今の若い子(日本人)はすごい。

ソーシャルメディアでの遊びを通じて、普通に国際交流している。
アプリの投稿は、全世界から寄せられる。
従って、もう必然的に「英語」が公用語であり共通語になっている。
しかし、Vineで遊びたい彼らは、日本語だけでなく普通に英語でも投稿するし、外国人からの英語のコメントが入っていれば、英語で返事を書く。

じゃ、日本で投稿している彼らは、「英語が達者な人ばかりか?」といえば、違う。
中には流暢な人もいるが、ごくごく普通の日本の高校生の英語力が大半。

しかし、彼らは、英語を「学ぶ」のではなく、普通に英語を「使って」る。
文法や単語が多少間違っていようと気にしない。
英語はコミュニケーションツールだと割り切って、臆せず使ってる。
英語を学ぶ事に苦痛を感じるのではなく、英語を使う事に楽しみを見いだしている。

どんどん、世界はフラットになっている。
グローバル化だのなんだのと言っているのは、案外おじさんたちのコンプレックスの裏返しなのかもしれない。
しかし、若い世代はそんなフラットな世界へ適応している、もしコレをグローバル化と呼ぶのであれば、もう若い世代は勝手に適応しはじめている。
デジタルネイティブかつグローバルネイティブ世代。

大人たちが、規制、規制で、グローバル化や黒船に対抗しようとしている裏で、若者たちは勝手に楽しく世界とつながっちゃってるよ。

日本よ、もう一度鎖国を解こうぜよ。

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