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Raspberry Pi 2(or 3)で楽しく格安ディスクトップPC構築

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大人気マイコンボード「ラズベリー・パイ」の新型モデル「Raspberry Pi 2 Model B」で格安でディスクトップPCを構築してみる。
(100円均一などをフル活用しつつ可能な限り格安で、笑)

※2017年7月追記
最新版はRaspberryPi 3ですが、やり方は同じです。

最近は、”IoT”(Internet Of Things)がIT業界だけでなく様々なビジネス業界では大流行り。
90年代、インターネットが単なる趣味の世界から、いつの間にかビジネスや日常生活に欠かせないインフラになったのと同じくらいか、それ以上のインパクトをビジネスや日常生活に与え、IoT技術は社会のインフラになるのも時間の問題と言われている。
なので、いろんな企業や個人がこぞって市場の研究を開始しているって感じかな。

IoT自体の話の続きは、IoT Kyotoというイベントを京都市内で毎月1回(最終週金曜日@コワーキングスペース小脇にて)、私の方で主催しています。
是非足をお運びいただければと。
→ IoT Kyoto

そんな中で、Raspberry Pi は、IoT界隈から注目を浴びているLinuxが動作するマイコンボード(windows10も乗るそうです)、このボードに色々なセンサーを取り付けて、プログミング制御したり、あれやこれやとできるわけですが。
今回は、ラズパイを初めて触るので、まず手始めに”Hello PC”を、やってみたいと思う。
(ソフトウェア開発でいうところの”Hello World”、Aurdinoなどの電子工作でいうところの”Lチカ(LEDチカチカ)“みたいなもんですな。)

ということで、早速ラズベリーパイ2(通称ラズパイ2)で、ハロー!ディスクトップPCをやってみたのでまとめ。(初心者・入門者向け)

必要なもの一覧

  1. Raspberry Pi 2 Model B(ラズパイの本体)
  2. モニター(液晶ディスプレイなど)
  3. キーボード
  4. マウス
  5. microSDカード8G以上
  6. HDMIケーブル
  7. ラズパイへの給電ケーブル
  8. LANケーブル(インターネット接続したい場合のみ)

必要なもの解説

Raspberry Pi 2 Model B 本体

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Amazonの通販で5140円にて購入しました。(価格はマチマチですが、5000円〜6000円の間が多いですね。)
→ Raspberry Pi 2 Model B

モニター(ディスプレイ)

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これが、本当に一番悩んだ。

液晶ディスプレイって、なんだかんだで高い。
京都の寺町(京都で唯一の電気屋街)でも、7インチ〜10インチくらいで、ラズパイにちょうどよさそうな小さなディスプレイは全然売ってなかった。(どこで聞いても、小さくてもディスプレイは15インチ以上だし、高いし・・・)

そこで、ラズパイ界隈でディスプレイとしてよく利用されているのが、HDMI入力がついている自動車用の「車載モニター」らしいことを突き止める。

ということで、オートバックスなどを幾つか回ってみたが、格安モニターは見つからず、7インチでも3万円以上はザラ。2万円を切るものすら見つからなかった。

しかし、Amazonにはあった・・・。6000円ちょいで・・・。
こういう超格安モノは、相当なギャンブルになるのは分かっている・・・。
が、価格の誘惑には勝てず、どこのメーカーかもわからない謎の液晶ディスプレイをゲット。

Amazonにて6380円で購入。(やすい!)
しかし、7インチは、後悔した。。。
字が小さすぎて、さすがに見にくい(^^;

もし買うなら9インチ以上にしたほうが良いかと・・・。
ちなみに、私が買ったモニターの9インチ版は、こちら。(Amazon)

(私の買った7インチ版は在庫切れでしょうか、見つかりませんでした。)

ちなみに、オンダッシュモニター(車載モニター)は、Amazonで格安で買えるんだけど、車載モニターなだけに電源に「シガーソケット」は付いているけど、家庭用の電源アダプターは付いていない。

なので、私は、12V2AのACアダプターをマルツパーツ(京都寺町)にて購入。(1140円)

百均で買ったUSBアダプターだと、電圧と電力が足りず、モニターの電源が入りませんでした。
ですので、ちゃんとしたモニター規格にあったACアダプターを買わないと、モニターが映りません。
上記モニターだと、12V2AのACアダプタで、ジャックがEIAJ No.2で正常に動きました。
(ここ重要)

ネットの情報を見る限りでは、全く同じモニターを使っている人は、PSPのACアダプタで全く問題ないとの情報が結構あります。
→ PSP用のACアダプター

※2017年7月追記
いまだとGPIOに差し込めるラズパイ2・ラズパイ3用のディスプレイが最安2500円〜8000円くらいまでで買えます!
しかもタッチスクリーン付きの。
記事を書いた当時は、タッチスクリーンディスプレイは軽く1万円以上してだけに、ずいぶんやすくなりました!
amazonに結構いっぱいあるので、ぜひご確認を!
→ラスパイ用ディスプレイ一覧

キーボード

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寺町(京都の電気屋街)のエディオンで、シリコンキーボードを見つけたので、買った。
どこのメーカーか全くわからない、謎すぎるUSB有線キーボード。
1068円(税込)

ラズパイを初めて使う場合は、有線キーボードがオススメ。
基本的には、どんなキーボードでも大丈夫と思うけど、Bluetooth系の無線キーボードは、はじめのうちはやめたほうがいい。
認識しない可能性も高いので。
まずは、USBの有線キーボードからいこう。

マウス&LANケーブル

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マウスもLANケーブルもダイソーにて購入。
LANケーブル 108円
USB有線マウス 324円(さすがに100円ではなかったが、300円はやすい!)

こちらもマウスは、有線がオススメ。
無線マウスだと、認識しない可能性もある。

ちなみに、インターネットにつなぐ予定がない場合は、LANケーブルは不要。

HDMIケーブル&SDカード

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まず、HDMIケーブルは、ラズパイ本体とディスプレイの接続用ね。
じゃんばら(京都寺町)で290円(税込)で買った(笑)

HDMIケーブルが290円は、いくらなんでも安すぎ(たぶん、在庫処分か何かじゃないかな)。
普通の街の電気屋で買ったら1500円くらいだと思う。
Amazonだと、480円くらいが最安かな。
→ HDMIケーブル(Amazon)

で、SDカード。
こちらは、ラズパイ2で使う場合は、上記のようにmicroSDとSD変換アダプターがセットになったものがいいと思う。
(ラズパイ2にはmicroSDの挿入口しかないよ。)
これも、じゃんばらで在庫処分で買ったから激安。360円(税込)。
容量は8G以上を推奨。

ラズパイへの給電ケーブル

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すべて、ダイソーで購入。

ラズパイの電源は、マイクロUSBの口があるんだけど。
だからといって、写真一番右のUSB←→microUSBケーブルで、PCのUSBとラズパイを繋いでPCから給電しても、電力不足で動作が不安定な時があるそうな。

なので、電源安定供給のためコンセントから電源を取りたいところ。

ということで、USBの延長ケーブル(写真左)とUSBのACアダプター(これは、ダイソーでも200円した、写真真ん中)を購入。

これらを直列につなげてラズパイのACアダプターとする。

OSインストールの下準備

まず、下準備として。

SDカードにラズパイのOSをコピーしておく。

・ラズパイの公式サイトからOSインストール用のファイルをダウンロード
http://www.raspberrypi.org/downloads/
上記から”NOOBS”のzipファイルをPCにダウンロード。

zipファイルを展開。

展開されたZIPファイルの中身を全部、microSDカードへコピーする。

※2017年7月追記
現在Raspberry Piの公式OSはRASPBIAN(ラズビアン)なので、NOOBSよりもラズビアンをオススメします。

Raspbian(ラズビアン)の場合

SD CARDにEtcherというソフトを使ってOSイメージを焼きこみます。

・Etcherのダウンロード&インストール(Windows・Mac・Linux対応)
Etcherダウンロード

・Etcherからダウンロードしたrasbianのzipファイルを開く。
(zipファイルの展開などは不要。そのままEtcherから開けばOK)

あとは、Flashボタンを押すだけで自動的に書き込みスタート、後は待つだけで完了。

機器接続

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  1. モニターをHDMIポートへ
  2. キーボード・マウスをUSBポートへ
  3. microSDカードをポートへ
  4. 給電ケーブルをmicroUSBポートへ

ポイントは、4番(電源ケーブル)は一番最後ね。
電源ケーブルを指すと、自動的にラズパイの電源ONになるので、先にすべての機器を接続してから、電源ケーブルを差そう。

 

OS(Raspbian)インストール

モニターに映し出されたウィザードに従って、「Raspbian」を選択し、左上のインストールボタンを押す。
インストール開始。数分かかる。

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インストール完了アラートがでたら、OKボタンを押すと。

再起動されて、「Raspi-config」という画面が表示される。
初期設定画面なんだけど、今回は飛ばした。
キーボードのTABキーをトントンと押して、Finishボタンの上でEnterと。

インフラ・サーバーエンジニアではおなじみのLinuxのCUI環境が立ち上がる。
設定はデフォルトのままなので、
login: pi
password: raspberry
と入力すると、ログインできる。

これで、CUI上での利用可能。

しかし、RaspbianにはGoodなGUIが用意されているので、以下を入力。

# sudo startx

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ハロー!ラズパイ!
こんにちは!

あっちゅーまに、ラズパイPC完成。
早い、簡単。

ついでに、LANケーブルも繋いで、ネットも確認しておく。

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以上。

Raspberry Pi 2 Model B での Hello PC! は成功。

総額は?

ハローPC!の総額・・・。

  • ラズパイ本体 : 5140円
  • モニター : 6380円 + ACアダプタ 1140円
  • キーボード : 1068円
  • マウス : 324円
  • LANケーブル : 108円
  • HDMIケーブル : 290円
  • SDカード : 360円
  • 給電ケーブル : 432円

合計 : 15,242円

ということで、約15000円で簡易PCが完成したのだが、ラズパイは、「ここからが勝負」ですな。
ここからがラズパイの見せ所、様々なセンサーを接続したり、WiFiやBluetooth通信を実装したりして、PCやスマホの画面の世界を超えてリアルな世界とインターネットを直接繋げられる。

WEBとリアルの融合する社会の第一歩をラズパイで楽しんでみましょう!

おまけ

2014年からモーニングで連載ている電子工作マンガが、非常に人気があるということで、「ハルロック」も買っておいた。

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ハルロック(モーニングKC)

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