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マスコミ主義とデジタルネイティブとの隔絶

今日、朝10時頃だったかな。
ふと、またまツイキャス開いたら、はしもっちゃん(元大阪市長・維新代表)が、タウンミーティングをツイキャス配信してた。

昼過ぎくらいに、これまた、たまたまふとツイキャス開いたら、はしもっちゃんが、別場所でタウンミーティングしてて、ツイキャス配信してた。

現在、19時前、「まさかね?」と思って、ふとツイキャス開いたら、はしもっちゃんが、さらに別の場所でタウンミーティングしてて、ツイキャス配信してた。

おいおい、よーがんばるなー。

ツイキャスのユーザー層って、UストやYoutubeどころか、ニコ生よりも低年齢層で、10代半ば〜20代半ばまでの若者。

ツイキャスのコメントを見ていると、「俺、高校生だからよく分からないけど、正しいと思う」とか「橋下マジウケル〜」とか、「結局、こいつ以外に、市政を変える気あるやつおらんやん!」などなど、コメント欄は、10代や20代前半以下という人がかなり目立つ。

でも、意外なのは。
政治に全く興味がないと言われる若者たちが、案外真面目に橋下さんの話を聞いて、賛否のコメントしてた事。

なんだか、不思議な感じだ。

今回の市長選について、マスコミは情報流さないし、ほとんど取り上げないから、大人たちは、この選挙で何が起きてるのかなんて、誰も知らない。興味もかき立てられない。

しかし、選挙権の無い未成年者が、はしもっちゃんの話をきいて、ネット上で議論してる。

マスコミ至上主義者の大人たちとデジタルネイティブ。

持ってる情報と情報伝達経路が明らかに違う事を感じた。

若者の政治離れ、政治無関心に、ツイキャスという媒体が、一つの解決策かもしれないものを投げ込んでいる。
マスコミ・大企業・行政のどれもがなし得なかった「若者への政治関心喚起」を、たった一つのWEBサービスが実現出来るかもしれない。

賛否が多いのは知ってるけど、ITの力は、まだまだ可能性を秘めている。
(と、最後にITエンジニアとしてのポジショントーク)

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「CASする」「CASる」という言葉が流行っているから調べた。

この三連休、たまにスマホでTwitterやvineなどを眺めていると、「CASする」という言葉がかなり頻繁に飛び交っているのを目にした。

主に10代〜20代前半の子たちがこの「CASする」「CASる」という言葉を使っている。

「キャスする」「キャスる」と読むみたいだ。

言葉の意味は・・・。
どうやら、「ツイキャスをする。」と言うことらしい。

「ツイキャス」とは、Ustreamやニコ生のように動画の生配信ができるサービスなのだが、メッセージングサービスがTwitterと連携していてTwitterととても親和性が高い。
さらに、iPhoneやAndoridのスマホにアプリをインストールするだけで、スマホでお手軽に動画配信ができる。
PCもその他の機材も一切不要。

ツイキャスのサイトを見ると、まるで一昔前のようなWEBデザインセンスで、一瞬大丈夫か?と思ったりもするが、とんでもない。
去年(2013年)の時点で400万ユーザーが利用する人気サービスになっている。
(しかも、ユーザーの大半が日本人。)

特に、この配信の手軽さが若者に受けて10代20代前半で大流行り。
敢えて、カテゴライズするとするなら
Ustreamは30代以上がボリューム層?もしくはビジネス向け?
ニコ生は、20代中盤〜後半くらいがボリューム層?
ツイキャスは、10代〜20代前半。
って感じかな。

さっき、普通の高校生男子が、「今からCASするねー!」とTwitterでツイートしていたので、何気なく閲覧したら、すぐに閲覧数1000人を超えていた。
すごい・・・。
えらく盛り上がっているようだ。

我々の知らない所で、新しい文化が常に芽吹いている。

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