法律と現実の狭間で。

天然記念物魚を違法飼育=「増え過ぎた」相談の男送検—警視庁

http://jp.wsj.com/article/JJ11789675831439233933720394632060487636489.html

面白いニュースと言うか、なんというか。。。

要約すると・・・。

天然記念物で、しかも絶滅危惧種の魚(ミヤコタナゴ)を違法に飼育してたら、あまりにも数が増えすぎて家で飼えないから、文化庁に相談したら捕まっちゃった〜、、、とな。

もちろん、天然記念物を売買したり飼ったりしては行けない法律なのは知ってる。

法律は、漁獲を禁止することで天然記念物を守ろうとしている。
もちろん、絶滅危惧の魚を守るためには禁止すべきだろうとは思う。

しかし、よくよく考えると。
おそらく禁止しているだけでは、きっと、いずれ絶滅するよね?

もし、法律で禁止されているがゆえに、一般人は誰も繁殖・飼育に手をつけてこなかったのだとしたら、これって壮大な矛盾だよね。

どういうことかって?

絶滅危惧種を守る法律が、実際には、「緩慢な絶滅」を促しているだけになっている可能性があるから。

もっと噛み砕くと、魚を守るつもりで良かれと思ってやっていること(法律)が、実は、魚を絶滅に導いているかもね。
ってこと。

そう考えると、絶滅危惧種を繁殖させて、「増やしすぎた」なんて学会表彰ものじゃないの?
おそらく、多くの大学教授や専門家たちが挑んで来た道なんじゃないのかな?
それとも、絶滅危惧を知りつつも繁殖などには手をつけてこなかったのだろうか。

ある意味、この男性こそが天然記念物なのかもしれない。

しかし、捕まる(送検される)という、現実と法律。

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